【剣盾S22使用構築 最終244位/レート2006】無限の一撃
- トレーナーネーム:はるっぺ*
- 最終レート :2006
- 最終順位 :244位
S22お疲れ様でした。
目標としていた最終2桁順位には届きませんでしたが、最終レート2000には到達したので記念として記事を残します。
構築コンセプト
- ムゲンダイナで詰める。
- 全対応を目指す。
- 命中不安定技は使わない。
個別解説
ウーラオス(一撃の型)
実数値:175-182-121-*-80-163
努力値:0-252-0-0-0-252
- AS振り切り
ムゲンダイナが苦手とするエスパータイプ全般や、マンムー、ガラルヒヒダルマなどの相手を任せていた。
サイクル下で一貫を作り、暗黒強打連打で勝ちにいける対戦も多く、エースとしても優秀だった。
どくづきの枠は最終日まで不意打ちで使用。
素早さを上昇させたガブリアス、ウルガモスなどを仕留める際に役立っていたが、カプ・レヒレが重すぎたのでどくづきに変更した。
使う機会が少ないので正直どっちでもあまり変わらない。
ムゲンダイナ
実数値:241-*-135-166-116-184
努力値:204-0-156-4-4-140
- HP16+1
- 準速130族+2
- 残りB
このポケモンが勝てない相手を他の5匹で対応できるようにして今回の構築を組んだ。
環境にいるムゲンダイナはほとんどがCSアタッカーと受けループにいるまもみが型だったので、どくどくを通しやすいのが強かった。
有利対面を作った際は、見えないザシアンに向けてかえんほうしゃから入るなど、相手の裏を読んだプレイを積極的に通しに行っていた。
雑感(クリックで展開)
ポリゴン2
実数値:191-*-116-143-136-83
努力値:244-0-44-36-164-20
- H191-D121の黒馬バドレックスをシャドーボールで15/16の乱数1発
- 黒馬バドレックスのC252振り眼鏡サイコキネシスを96.9%で2耐え
- 黒馬バドレックスのC252振り眼鏡サイコショックを84%で2耐え
ムゲンダイナが唯一手も足も出ない伝説ポケモンである黒馬バドレックスを意識して採用。
ウーラオスと合わることで、エスパーとゴースト両方の一貫を切れるので有利な択ゲーを仕掛けられる。
構築全体でウルガモス、ゼルネアスが重いので怪電波を採用して対応できるようにした。身代わり持ちには何もできないが、採用率はそこまで高くなかったので、そこは割り切ることにした。(3敗)
ヤドキング
実数値:201-95-100-129-170-45
努力値:244-0-0-68-196-0
主にムゲンダイナ、カイオーガ、ヒードランの相手を任せていた。
環境にいるヤドキングはHC振り切りが主流だったが、後出しを安定させるためHDで採用した。
チョッキ持ちのカイオーガが多かったため、メイン技はサイコショックを採用。
熱湯だけだと、なぜかHDベースのマグスト守る食べ残しヒードランに負けてしまうので、両刀の地震持ち。ガラルヤドキングに比べて無駄に高いA種族値が役立っていて面白かった。
ランドロス(霊獣)
実数値:181-215-110-*-100-128
努力値:132-244-0-0-0-132
- 地震で無振りムゲンダイナを15/16の乱数1発。
- 準速ウオノラゴン+1
- 残りHP
誰もこの型のランドロスを使っていなかったので、読まれないという点が一番強かった。
ほぼ特化の火力と、そこそこの耐久もあるので、ザシアンやムゲンダイナと正面から殴り合える対面性能もあり使いやすかった。
本来だと起点にされるとぐろを巻く持ちのジガルデや、竜舞コスモパワー持ちの日食ネクロズマに対して、積み合いで勝てる点も優秀。
メタグロス
実数値:187-156-198-*-111-92
努力値:252-4-236-0-4-12
- ほぼHB振り切り
ザシアン受けの駒として採用。
タイプ上有利なので、ゼルネアスの相手もよく任せていた。
守るは、ムゲンダイナを95%以上選出する関係上、どくどくのスリップダメージを稼ぐ際かなり役に立っていた。特にこの構築で勝ちの目が薄い壁ゼルネアス軸に対して、勝ち筋を1つ増やすことができたのは大きい。
選出
だいたいこんな感じでした。参考までに。
ムゲンダイナは強いのでとりあえず選出。ダイナで勝てない相手を残り2匹でカバーします。
- vs ザシアン軸
+1 - vs 黒馬バドレックス軸
- vs カイオーガ軸
+1 - vs ムゲンダイナ(アタッカー)軸
+1 - vs ムゲンダイナ入り受けループ
- vs ゼルネアス軸
- vs イベルタル軸
+1 - vs 日食ネクロズマ軸
- vs ジガルデ軸
苦手なポケモン
多いです。環境でよく見る一般ポケモンで特に苦しいのは下のあたり。
伝説ポケモンは何が来てもきついなーって言いながら戦っていました。
おわりに
ウーラオス以外の5匹が、何かしら相手の想定から外れやすい技や調整を持っているため、やりたい動きを通しやすく使っていて楽しい構築でした。
次はもっと高い順位を取れるよう頑張りたいなぁ。
【セイムビート使用構築 最終57位】桜梅桃李
公式大会「セイムビート」に参加しました。
いい感じの勝率で最終2桁順位を取ることができたので、記念に構築記事を書きました!
- トレーナーネーム:はるっぺ*
- 戦績 :21戦18勝3敗
- 最終レート :1733
- 最終順位 :57位
※ポケモンの調整だけ読みたい方は個別解説まで飛ばしてもらって大丈夫です。
セイムビートとは?
構築作成の経緯
この4匹が飛び抜けて強いルールだと感じたので、そこに絶対負けない並びを作ろうとしたら何故かこうなりました。
オーロンゲの両壁電磁波+ペンドラーの鉄壁加速バトン+エースポケモンの超火力アシストパワーでお手軽に全抜きを狙います。
個別解説
オーロンゲ
実数値:201-141-121-*-102-82
努力値:244-4-196-0-52-12
- ボックスの中にいた個体を適当に流用したたため、調整意図は特になし
ペンドラーが安全に積むための前座。選出率100%、全試合初手投げ。
攻撃技がないので扱いは難しいが、相手に変なことされる前に挑発を押してればだいたいなんとかなった。
ペンドラー
実数値:164-121-134-*-96-149
努力値:228-4-196-0-52-28
構築の核。オーロンゲと同じく選出率100%。
壁や電磁波の麻痺痺れを盾にして、ステータス上昇をエースアタッカーに繋ぐ。
裏のアタッカーが全抜きする上で、加速のS上昇に使うターンをどうしても稼ぎきれない時は、ペンドラーにダイマックスを切ることで無理矢理時間を稼ぐ動きもしていた。
バトンタッチは全21試合中20試合成功。
がいない環境なので、バトンが失敗したら負けが確定するような尖った構築でも安定した活躍をしてくれた。
ハピナス
実数値:331-*-68-117-156-85
努力値:4-0-252-172-4-76
- S+2で最速ガブリアス抜き
- B特化
- 残りC
バトンエース①。
特殊耐久が途轍もなく高いので、鉄壁バトンを繋ぐと搦め手と急所以外ではまず突破されない。
バトンを繋いだ時のスペックが最も高いので、基本的にはハピナスを選出できる対戦が一番安定している。
エーフィ
実数値:171-*-107-151-116-149
努力値:244-0-212-4-4-44
- S+1で最速ドラパルト抜き
一応ペンドラーとSラインを合わせた - 残りHB
バトンエース②。
吹き飛ばし、吠えるを持っているポケモンに対して、バトン展開を通すため採用。
バトンエースの中で耐久数値が最も足りていないので、あまり使いたくはない。
ただ、相手パーティにがいる場合は選出が確定するため、そこそこ投げたし結構活躍してくれた。
ピクシー(マジックガード)
実数値:202-*-132-116-111-85
努力値:252-0-212-4-4-36
- S+2で最速ガブリアス抜き
- 残りHB
バトンエース③。
呪い、やどりぎのタネ、毒などの定数ダメージをマジックガードでシャットアウトすることができるため採用。
相手パーティに呪いを持っていそうなあたりがいたら選出していた。
呪いダメージがピクシーに入らなかったのを見て相手が降参すると気持ちいい。
ピクシー(てんねん)
実数値:202-*-132-116-111-85
努力値:252-0-212-4-4-36
バトンエース④。
セイムビートのルールを活かす形で、特性と技以外が上記の個体と全く同じピクシーを採用。
特性のてんねんは、相手ポケモンの能力上昇を無効化して戦うことができるため、相手がペンドラーを無視して、積み技を積みまくってきた場合にも、このピクシーにバトンを繋げば、殴り合いで一方的に勝つことができる。
剣の舞を持っていそうな、悪巧みを持っていそうなあたりが相手パーティにいる時は選出していた。
他のバトンエースが鋼タイプへの打点を持っていなかったので、なんとなくこの個体のサブ技はかえんほうしゃを選択した。
選出
- 確定: +
- 選択: or or or
先発オーロンゲと2匹目ペンドラーはコンセプト的に確定。
相手パーティを見て最後の1匹を決めればいいだけなので、選出自体はどの対戦もだいたい10~20秒くらいで決まっていた。
相手がバトンを止められなさそうだったら、ハピナスを選出。
何かしら対策を持っていそうだったら、対策の対策になりうる他3匹から選出する。
雑感など
- 壁バトンの構築なのに、状態異常や急所被弾での負けが1回しかなかったので、運は相当良かった。
-
滅びの歌や、黒い霧あたりの完全に対策を切っているポケモンとは一度もマッチングしなかった。環境的にここら辺が少ないとは踏んでいたが、1~2回は当たると思っていたので、マッチング運にも助けられている。
- エーフィ、ピクシーの持ち物が正解だったかは未だに自信がない。
- 大会最終日の朝になってから、構築を考え始める適当スケジュールに次回はならないようにしたい…(サブロムで対戦する時間が取れなかった)
- ペンドラーがかなり好きなポケモンなので、今回活躍できるパーティを組めて嬉しい。
おわりに
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
気が向いたらまた何か書きます。
【カンムリビギニング使用構築 最終58位】曖昧な愛の感情
こんにちは。
公式インターネット大会「ガラルビギニング」に参加しました。
最終2桁順位を取ることを目標とし、無事達成することができたので記念に構築記事を公開することにしました。
- トレーナーネーム:あまね
- 戦績 :32戦25勝7敗
- 最終レート :1756
- 最終順位 :58位
対戦は今回サブロムで行っています。
※ポケモンの調整だけ読みたい方は個別解説まで飛ばしてもらって大丈夫です。
カンムリビギニングとは?
カンムリ雪原図鑑No.001~209のポケモンのみが使用可能という特殊ルールで行うシングルバトルの公式大会です。
使用可能ポケモンは下記リンクから確認できます。
構築作成の経緯
→ → → → →
- 使用可能なポケモンの中で、注目度が高く、特に強力なアタッカーとされていたレジエレキとサンダーの2匹に対して有利なポケモンを考えたところ、とつげきチョッキドラパルトを思いつき、軸として採用することに。
- ドラパルトとサイクルを回す上で相性のいいポケモンであるブラッキーをもう1匹の軸として採用。
正直ブラッキーが好きだから使いたかっただけって説もある。 - ドラパルト、ブラッキーでサイクルを回した後の詰めの駒として使え、それ以外でもなんやかんやで強そうなミミッキュを採用。
カビゴン、ナットレイあたりの処理が構築全体で重くならないようにアッキのみ+ドレインパンチ採用型を使うことに。 - トップメタっぽいし強そうだったのでなんとなくサンダーを採用。
ダイマックスを積極的に切るエースとしての運用を想定して命の珠を持たせた。 - 上記4匹では対処が難しいピクシー、ブリザポス、バンギラスあたりに強いメタグロスを採用。
相性がいい弱点保険を持たせた。 - ここまでの5匹を保管する6匹目に欲しい要素を挙げると…
- アーマーガアを倒せること。
特にアーマーガア+バンギラスの並びは、サンダーでもサイクル負けしてしまうので、この2匹をまとめて崩せること。 - アッキ持ちの瞑想ピクシーや、呪いカビゴンなどの詰ませポケモンへの切り返しとなれること。
- 電気技を無効にできるポケモンがいないので、一貫を切れる枠が欲しい。
- ついでにナットレイやオーロンゲにも強めだと嬉しい…
いたのでニドクインを採用。 - アーマーガアを倒せること。
個別解説
ドラパルト
実数値:185-189-96-108-97-171
努力値:172-252-4-0-12-68
構築の軸。
環境的に素早さの水準が高くないので、HAに努力値を大きく割いた。
サンダー(原種)との対面では、ダイマックス時に珠ダイジェットをチョッキ込みで2耐えするため、相手の想定を崩す形でダイマックスの打ち合いを制することが出来る。
他にもレジエレキの電気技によるダメージを抑えたり、サザンドラやガラルファイヤーとの対面で無理矢理居座る選択肢が取れるようになるなど、チョッキを持つことで得られる恩恵は大きかった。
相手にダイマックスを切らせるだけ切らせて、自分はとんぼ返りでブラッキーに交換し、相手のダイマックスを無駄打ちさせることが出来るとほぼ勝てた印象。
とんぼがえりがとにかく優秀だった。
かえんほうしゃの枠は諸説あるが、鋼ポケモンに少しでも抗えるようにするため、この技を選択。サンダー対面でアーマーガア交代一点読みのダイバーンを通して勝てた対戦があるので、これでよかったということにした。
ブラッキー
実数値:202-85-178-*-150-86
努力値:252-0-252-0-0-4
- HB振り切り
- S2段階上昇で最速ガブリアス+3
ドラパルトに並ぶもう1匹の軸。
マンムーやガブリアス等の物理ポケモンを受ける、トリルブリザポスやダイジェットエースをあくびで切り返す、サイクル下で味方ポケモンをねがいごとで回復させる…など出来ることの幅が途轍もなく広い。
カンムリビギニング環境では、格闘・フェアリータイプの強いポケモンが少なく、状態異常技を意識した構築も少なかったことから、ブラッキーの通りが非常に良かった。
個人的にブラッキーがめちゃくちゃ好きなので、このポケモンが強い環境はそれだけで対戦していて楽しかった。
ミミッキュ
実数値:159-156-101-*-126-119
努力値:228-252-4-0-4-20
- A特化
- HP16n-1
- S1段階上昇で最速109族+1
とりあえず強い枠。
出した対戦は全試合後発から投げていた。
アッキ持ちのミミッキュを使うプレイヤーは自分以外にそこまで多くないと踏んで、Sは最低限にしか振らず、HAに分厚く努力値を割いた。
(実際はアッキ個体の使用率がかなり高めだったらしいので、普通に環境読み失敗)
ガビゴン、ナットレイに勝てないことを嫌ってドレインパンチを採用。
想定通り、この技のおかげで上記2匹をカモれた他、マンムーやバンギラスと打ち合う際にも役立った。
サンダー
実数値:167-*-106-175-111-167
努力値:12-0-4-236-4-252
- ほぼCS振り切り
「強そうだから」というものすごく雑な理由で採用したが文句なしに強い。
出した対戦でのダイマックス権はだいたいサンダーに切っていた。
ダイマックス後に、ダイジェットで上昇した素早さをバトンタッチで後続に繋げたら、オシャレで強そうだな~と思っていたが、本当にオシャレなだけ。
たぶん電磁波あたりを採用したほうが強そう。
バトン+アッキのみ+剣舞でABSが上昇したミミッキュを作れると強いことには強かった。
メタグロス
実数値:179-205-151-*-111-98
努力値:188-252-4-0-4-60
- A特化
- S1段階上昇で最速81族+1
- 残りを耐久に振った
サンダーと並んで選出時はダイマックスを切る機会が多かった。
メタグロスの弱点保険は読まれやすいのであまり好みではないが、「メタグロスが弱点保険以外なら勝ち筋がある」という状況の相手を咎めることができるので、なんだかんだで強かった。
努力値を少し素早さに振っているおかげで、メタグロスミラーは全て先手を取って動くことができた。
順位の高い相手はメタグロスに厚めのパーティを使っていることが多かったので、終盤の選出率は少し落ちた印象。
ニドクイン
実数値:197-*-109-120-121-98
努力値:252-0-12-196-36-12
自分以外で同じ型を使っている人がいなさそうな自慢のおもちゃポケモン。
タイプ一致技がない、どくまもするのに努力値をCに割きまくっているという歪すぎる調整になってしまった。
上位勢が好んで使いそうなアッキピクシー、呪いカビゴンなどの詰ませに特化したポケモンをどくどく1つで切り返せる。
バンギラス+アーマーガアの並びも、どくどく+かえんほうしゃで崩せるなど、他の5匹で勝てない部分をしっかり保管してくれた。
環境的にDに努力値を割いているアーマーガアはいないと読んで、上記の調整にしたところ、どの対戦もかえんほうしゃ2発できっちり落としてくれていた。
冷凍ビームは必要なかったので、大地の力かヘドロウェーブに変えた方が強いはず。
(毒タイプのポケモンがニンフィアの身代わりひとつ壊せず起点にされる姿はあまりにも無様だった。)
守るとヘドロの回復込みで、サンダーの珠ダイジェットを2耐えすると思い込んで使っていたが、今になって計算し直すと乱数次第では普通に落ちるラインだったので、調整も割と怪しいかもしれない。
正直、「誰だこんな弱いポケモン採用したやつは」って自分に文句を言いながら対戦していたが、終盤連勝できた対戦の半分くらいはニドクインのおかげだったので、今は感謝の気持ちしかない。
立ち回りなど
選出
基本選出等はないが、多かったのは以下の2パターン。
(一番左が先発起用)
- + +
一番多かった選出。
ドラパブラッキーでサイクルを回してミミッキュで詰める。
この選出が出来る対戦は勝率も高かった。 - or + + @1
初手ダイマックスを押し付けて、ミミッキュと最後の1匹で逃げ切るタイプの選出。サンダーもメタグロスも基本スペックが高いので、相手の先発ポケモン次第ではダイマックスを切らない方向で戦うことも出来るのが偉かった。
苦手なポケモン
相手のパーティにいると辛いポケモンたち。
どれも勝てないわけではないが、気合の立ち回りをしないといけなくなる。
アイアント入りには多分勝てない。
一度もマッチングしなかったおかげで助かったが、上位勢でアイアントを使っている人もいたようなので本当に運が良かっただけ。
おわりに
久々にブラッキーと楽しく戦えて満足です。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!