【カンムリビギニング使用構築 最終58位】曖昧な愛の感情
こんにちは。
公式インターネット大会「ガラルビギニング」に参加しました。
最終2桁順位を取ることを目標とし、無事達成することができたので記念に構築記事を公開することにしました。
- トレーナーネーム:あまね
- 戦績 :32戦25勝7敗
- 最終レート :1756
- 最終順位 :58位
対戦は今回サブロムで行っています。
※ポケモンの調整だけ読みたい方は個別解説まで飛ばしてもらって大丈夫です。
カンムリビギニングとは?
カンムリ雪原図鑑No.001~209のポケモンのみが使用可能という特殊ルールで行うシングルバトルの公式大会です。
使用可能ポケモンは下記リンクから確認できます。
構築作成の経緯
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- 使用可能なポケモンの中で、注目度が高く、特に強力なアタッカーとされていたレジエレキとサンダーの2匹に対して有利なポケモンを考えたところ、とつげきチョッキドラパルトを思いつき、軸として採用することに。
- ドラパルトとサイクルを回す上で相性のいいポケモンであるブラッキーをもう1匹の軸として採用。
正直ブラッキーが好きだから使いたかっただけって説もある。 - ドラパルト、ブラッキーでサイクルを回した後の詰めの駒として使え、それ以外でもなんやかんやで強そうなミミッキュを採用。
カビゴン、ナットレイあたりの処理が構築全体で重くならないようにアッキのみ+ドレインパンチ採用型を使うことに。 - トップメタっぽいし強そうだったのでなんとなくサンダーを採用。
ダイマックスを積極的に切るエースとしての運用を想定して命の珠を持たせた。 - 上記4匹では対処が難しいピクシー、ブリザポス、バンギラスあたりに強いメタグロスを採用。
相性がいい弱点保険を持たせた。 - ここまでの5匹を保管する6匹目に欲しい要素を挙げると…
- アーマーガアを倒せること。
特にアーマーガア+バンギラスの並びは、サンダーでもサイクル負けしてしまうので、この2匹をまとめて崩せること。 - アッキ持ちの瞑想ピクシーや、呪いカビゴンなどの詰ませポケモンへの切り返しとなれること。
- 電気技を無効にできるポケモンがいないので、一貫を切れる枠が欲しい。
- ついでにナットレイやオーロンゲにも強めだと嬉しい…
いたのでニドクインを採用。 - アーマーガアを倒せること。
個別解説
ドラパルト
実数値:185-189-96-108-97-171
努力値:172-252-4-0-12-68
構築の軸。
環境的に素早さの水準が高くないので、HAに努力値を大きく割いた。
サンダー(原種)との対面では、ダイマックス時に珠ダイジェットをチョッキ込みで2耐えするため、相手の想定を崩す形でダイマックスの打ち合いを制することが出来る。
他にもレジエレキの電気技によるダメージを抑えたり、サザンドラやガラルファイヤーとの対面で無理矢理居座る選択肢が取れるようになるなど、チョッキを持つことで得られる恩恵は大きかった。
相手にダイマックスを切らせるだけ切らせて、自分はとんぼ返りでブラッキーに交換し、相手のダイマックスを無駄打ちさせることが出来るとほぼ勝てた印象。
とんぼがえりがとにかく優秀だった。
かえんほうしゃの枠は諸説あるが、鋼ポケモンに少しでも抗えるようにするため、この技を選択。サンダー対面でアーマーガア交代一点読みのダイバーンを通して勝てた対戦があるので、これでよかったということにした。
ブラッキー
実数値:202-85-178-*-150-86
努力値:252-0-252-0-0-4
- HB振り切り
- S2段階上昇で最速ガブリアス+3
ドラパルトに並ぶもう1匹の軸。
マンムーやガブリアス等の物理ポケモンを受ける、トリルブリザポスやダイジェットエースをあくびで切り返す、サイクル下で味方ポケモンをねがいごとで回復させる…など出来ることの幅が途轍もなく広い。
カンムリビギニング環境では、格闘・フェアリータイプの強いポケモンが少なく、状態異常技を意識した構築も少なかったことから、ブラッキーの通りが非常に良かった。
個人的にブラッキーがめちゃくちゃ好きなので、このポケモンが強い環境はそれだけで対戦していて楽しかった。
ミミッキュ
実数値:159-156-101-*-126-119
努力値:228-252-4-0-4-20
- A特化
- HP16n-1
- S1段階上昇で最速109族+1
とりあえず強い枠。
出した対戦は全試合後発から投げていた。
アッキ持ちのミミッキュを使うプレイヤーは自分以外にそこまで多くないと踏んで、Sは最低限にしか振らず、HAに分厚く努力値を割いた。
(実際はアッキ個体の使用率がかなり高めだったらしいので、普通に環境読み失敗)
ガビゴン、ナットレイに勝てないことを嫌ってドレインパンチを採用。
想定通り、この技のおかげで上記2匹をカモれた他、マンムーやバンギラスと打ち合う際にも役立った。
サンダー
実数値:167-*-106-175-111-167
努力値:12-0-4-236-4-252
- ほぼCS振り切り
「強そうだから」というものすごく雑な理由で採用したが文句なしに強い。
出した対戦でのダイマックス権はだいたいサンダーに切っていた。
ダイマックス後に、ダイジェットで上昇した素早さをバトンタッチで後続に繋げたら、オシャレで強そうだな~と思っていたが、本当にオシャレなだけ。
たぶん電磁波あたりを採用したほうが強そう。
バトン+アッキのみ+剣舞でABSが上昇したミミッキュを作れると強いことには強かった。
メタグロス
実数値:179-205-151-*-111-98
努力値:188-252-4-0-4-60
- A特化
- S1段階上昇で最速81族+1
- 残りを耐久に振った
サンダーと並んで選出時はダイマックスを切る機会が多かった。
メタグロスの弱点保険は読まれやすいのであまり好みではないが、「メタグロスが弱点保険以外なら勝ち筋がある」という状況の相手を咎めることができるので、なんだかんだで強かった。
努力値を少し素早さに振っているおかげで、メタグロスミラーは全て先手を取って動くことができた。
順位の高い相手はメタグロスに厚めのパーティを使っていることが多かったので、終盤の選出率は少し落ちた印象。
ニドクイン
実数値:197-*-109-120-121-98
努力値:252-0-12-196-36-12
自分以外で同じ型を使っている人がいなさそうな自慢のおもちゃポケモン。
タイプ一致技がない、どくまもするのに努力値をCに割きまくっているという歪すぎる調整になってしまった。
上位勢が好んで使いそうなアッキピクシー、呪いカビゴンなどの詰ませに特化したポケモンをどくどく1つで切り返せる。
バンギラス+アーマーガアの並びも、どくどく+かえんほうしゃで崩せるなど、他の5匹で勝てない部分をしっかり保管してくれた。
環境的にDに努力値を割いているアーマーガアはいないと読んで、上記の調整にしたところ、どの対戦もかえんほうしゃ2発できっちり落としてくれていた。
冷凍ビームは必要なかったので、大地の力かヘドロウェーブに変えた方が強いはず。
(毒タイプのポケモンがニンフィアの身代わりひとつ壊せず起点にされる姿はあまりにも無様だった。)
守るとヘドロの回復込みで、サンダーの珠ダイジェットを2耐えすると思い込んで使っていたが、今になって計算し直すと乱数次第では普通に落ちるラインだったので、調整も割と怪しいかもしれない。
正直、「誰だこんな弱いポケモン採用したやつは」って自分に文句を言いながら対戦していたが、終盤連勝できた対戦の半分くらいはニドクインのおかげだったので、今は感謝の気持ちしかない。
立ち回りなど
選出
基本選出等はないが、多かったのは以下の2パターン。
(一番左が先発起用)
- + +
一番多かった選出。
ドラパブラッキーでサイクルを回してミミッキュで詰める。
この選出が出来る対戦は勝率も高かった。 - or + + @1
初手ダイマックスを押し付けて、ミミッキュと最後の1匹で逃げ切るタイプの選出。サンダーもメタグロスも基本スペックが高いので、相手の先発ポケモン次第ではダイマックスを切らない方向で戦うことも出来るのが偉かった。
苦手なポケモン
相手のパーティにいると辛いポケモンたち。
どれも勝てないわけではないが、気合の立ち回りをしないといけなくなる。
アイアント入りには多分勝てない。
一度もマッチングしなかったおかげで助かったが、上位勢でアイアントを使っている人もいたようなので本当に運が良かっただけ。
おわりに
久々にブラッキーと楽しく戦えて満足です。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!